秀子
「お父様、世の中って、生きるに値するものなのかしら?」 「わからないな。でも、とりあえず生きてみる試みに無駄はないんじゃないかな」
父と並木座へ「巴里のアメリカ人」を観に行く。 私「ジーン・ケリーよりフレッド・アステアのほうが素敵だわ」 父「なるほどね、、、」 お昼に父の馴染みのお店にいく途中、築地川の堤防でおどってみせる。 「落ちたら昼飯抜きだぞ」と父は笑った。
お久しぶりです。父は溜まった仕事が片付いて、今は寝ております。 父より、先月は秀子を出してやることが出来ませんでしたが、娘は元気に過ごしております。
しぃ〜…!お静かに…!娘が昼寝しております。はい、今日は暑かったですねぇ…。えぇえぇ、はいはい、承知しておりますとも。この週末で脱稿の予定です。はい。
父は今夜も晩酌ばかりで、夕餉にはほとんど箸もつけませんでした。 父より、許しておくれ。喉を通らないこともあるのだ。
娘「もうすっかり葉桜になってしまいましたね」 父「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」
昨日から、父が「胃がいたい」とこぼしている。 夕餉は、お豆腐と温野菜、お味噌汁に玉子を落としてみる。 父「これ気に入った」。
父より、娘は元気にしています。
こんな冷たい雨もようございますね。 秀子がいてくれれば、このまま独り身でもいいかなぁ。 と思ってから正気に戻った。
paseyo様から栗ご飯を分けていただきましたの。お父様によろしくと申されていましてよ。もみぢの葉は、わたしが栞に使います。
父は午過ぎに墓参に出掛けまして、まだ帰っておりません。 江戸川の向こう、たしか源心寺というお寺に行くと申しておりました。
おひさしぶりでございます。今、停車場まで父を迎えにいくところですの。
お暑うございますね。 父は、昼前に上野に買い物に出かけました。 夕方に帰ってまいりますと「暑い暑い」と言って、扇風機を抱え込んで放しませんでした。 今晩の夕食。炙った油揚げ、アスパラとブロッコリの温野菜、納豆、長葱のおみおつけ、ビール(父)。
父は、ただ「自分は懐古趣味じゃない」と言いたいだけなんです。
父は、今日も仕事でまだ帰ってきておりません。
秀子が母親に似てきた。
今年も宜しくお願い致します。 晴れ着の秀子、天祖神社にて。
町で秀子を見かけた。 誰かを待っているのか、ひどく大人びて見えた。 また1年が過ぎていこうとしているのだ。
今夜は近所の神社の祭礼に出かけました。 秀子は大漁だったようです。
父より、 なんだかんだ言っておりましたが、今の町を気に入ってくれたようです。
父より これから山吹や躑躅が見頃になるではありませんか。