プレゼン

ってほどのものでもないのだが、大きな会社の偉い人の前で
キャラクター案の説明をすることになる。
どうせ、イチャモン付けられ、小突き回されるに決まっているだろうと
覚悟は決めており、その場で別の案を描いてみせて、お互いのアイデア
搾り出し、もんでもんで、ハァハァ言わせるくらいの意気込みで臨んだところ、
以外にも「C案いいですね!これで決まりでしょう。ありがとうございました。」
と言われて、終わってしまった。さすが俺。


それにしても、その偉い人。えらく高価そうなシャツを着ていたが

日焼けなのか、胆嚢が悪いのか、顔色がひどくラッツアンドスターだった。


この打ち合わせに同席した、業界に巣食うダニのような存在の代理店から来た
くずディレクターと、スケジュールについて立ち話をする。
20代半ばにして、IWCの腕時計をして、携帯のスケジュールを見ながら
こちらの顔も見ずに「いつまでにあげられそうですか?」と聞かれたので
「22日には、最初のプレを予定しています」と答えると
かすディレクターは、しぶーい顔をしながら十数秒後
「来週中には出して欲しい」とぬかしやがるので
「無理です」とつっぱねておいた。
あんなキンタマの脇の皮膚病みたいな奴らと、まともに話しをする必要は無い。