馬鹿は殺して治したい

今、馬鹿と一緒に仕事をしている。
つける薬どころか、現代の最先端の医学をもってしても救いようが無い馬鹿で、ただ静かに末期を見守るくらいしか手の施しようが無い。
取引先の名刺は貰いっぱなしで家に置いたまま、挨拶もまともに出来ず、メッセンの返事もせず、今日確認しろと言ったことを翌日になってする。話し掛けてもヘッドフォンを外さず、ソースの開示を拒み、メールのシグニチュアは無記名。
こんな馬鹿を育てた親と、こんな馬鹿を社会にデビューさせた奴には、腹を切ったうえ髻を俺の所へ届けて欲しいくらいだ。
その馬鹿を教育している俺は(本人は苛められていると感じているらしいが)、腹の虫が納まらんどころか、腸がでんぐりがえるような毎日。ここんとこ帰りの電車で吐きそうになる。毎日胃を抑えて油汗かきまくりなのだ。
今日、派遣先の営業にぶちまけたが、結局「教育してやってください」の一点張り。教育って、この馬鹿を…?
♪僕の理解者は遠くに行ってしまった…

みんなは言う「かまわなければ良いじゃん」って、そうできればいいんだけれど。