お化け煙突とモノリス

昨日のエントリーで、またもや全共闘への憧憬のようなことを書いているが、もちろん僕は革命を望んでいるわけではない。
クリス・マルケルのように「あの世代を愛する」と言えるほど、あの世代のことを知っちゃいない。
自分が生まれる前の時代、生まれた後でもそれを経験したとは言えない時代への興味が尽きないだけだ。
未来は生きている限り経験できる可能性はあるけれど、都庁が淀橋浄水場に戻ることはありえない。
お化け煙突を見たことが無い世代にとっては、それは月面のモノリスとなんら変わるところが無いだろう。
僕は、モノリスよりもお化け煙突に憧れる。そうゆうことだ。