海の日

 机に向かいっぱなしの仕事も休みなしで一週間を過ぎ、朝起きるのも苦痛になって来た。とりあえず身体を起こしてケットをめくってみると、自分の脚が細くなったことに驚く。身体も動かさず満足に食事も摂らない日常が続いているのだから、それも当然だ。
 食べなければと思っても、誰かが食事を作って時間ですというわけでもなく、外食に出るのは非道く腰が重い。結局食べなければ死んでしまうので詰め込むといった按排で事務的にコンビニのオニギリなどを口の中へねじ込む始末。美味しいわけがない。
 それでも二時間ほど働いては、休憩の時間を設けて冷たい水を飲む。(時にはビールを飲む)今日は思いのほか捗ったので気分が落ち着いている。とはいっても素材待ちで作業がもうこれ以上進められないというだけの話なのだが。