秀子

See You Next Wednesday!

年始参り

いや、こりゃまたこんな格好で面目ない。 娘と羽子板で遊んでやっていたところなんですよ。 ほれ、秀子!新年のご挨拶をなさい! 晴れ着なんか着ましたもんで、照れてるようです。 ささ、どうぞ、なんのお構いも出来ませんが。

特に書くこと無し

特に書くこと無し

父はもうすぐ帰るはずですので、どうぞ中でお待ちください。

特に書くこと無し

仕事が捗らず、珍しく帰宅が12時近くになる。 すっかり冷えてしまった夕餉の膳で、秀子がうたた寝をしていた。 父親を待つとは孝行娘であるが、湯冷めがたたって風でもひかれては かえって仇となるので、軽く叱りつけ部屋に帰す。 冷酒の猪口の縁が、少し滲…

特に書くこと無し

特に書くこと無し

特に書くこと無し

庭掃除をしていた秀子から、灯台躑躅の葉先が 赤くなりだしたことを知らされる。

特に書くこと無し

申し訳ございません。 父は、神宮に六大学野球を見に行ってしまいました。 父より。 娘の名は、秀子と申します。 御茶ノ水の女子高等師範に入学したてでございます。

特に書くこと無し