実相院

トップシーズンまっさかりに京都に行くなど、何ヶ月も前から宿を抑えておくものだが。
直前に友人から誘われて、出たとこ勝負の京都行きを決めた。
宿は、京阪電鉄で京都まで一本とゆう理由から、大阪の京橋の旅館に決定。
大阪に泊まるのだったら、地の利を活かして奈良にも行ってみようと、2泊3日の旅になった。

12時半頃、JR西日本のぞみ500系で京都に到着。地下鉄に乗り換えて蹴上で下車。
国際交流会館前で、友人と落ち合う。
まずは、南禅寺の紅葉を見物。山門と天授庵の庭を拝観。

南禅時天授庵の椋


哲学の道今出川通りに向かって散策する。灯台躑躅の葉が綺麗に染まっている。
本来なら、このまま銀閣寺に行くはずだが、日が傾く前に下鴨神社に行きたかったので、
残念ながら今回は寄らないことにした。遅い昼食を摂る。
市バスに乗って、出町柳で下車。高野川を渡って、糾の森へ。
見上げるような榎や椋、こんな立派な樹は東京ではめったに拝めない。
森を抜けて下鴨神社に参拝した後、出町柳に戻った頃には、既に暗くなっていた。
夜の目玉は、友人お薦めの実相院。喫茶店に入って夜間拝観が始まるまでの時間を過ごす。
6時前、出町柳から叡山電鉄に乗車する。岩倉駅で下車。貴船の方がメジャーなためか、降りた人はまばら。
駅前でタクシーをひろって実相院に向かう。

紅葉床、石庭を拝観。素晴らしい。表す言葉が無い。
ただし、庭に隣あって即物的な建物が建っているので、昼間に来たら興醒めかもしれない。
帰りは市バスで国際会館前へ、地下鉄烏丸線で京都駅まで戻り、京阪の七条駅まで歩いて特急に乗る。
40分程度で京橋に到着。駅から徒歩5分の某旅館に投宿。旅装を解いて夕食を兼ねて
居酒屋へ繰り出す。
京橋界隈は、飲み屋が多い。何処に入ってもよさそうだ。結局焼き鳥屋で友人と一杯。
鶏ささみの刺身とゆうのを頂いた。うまい!
旅館に戻って、風呂に入って就寝。