隆明ん家〜三四郎池〜晩菊の小路

10時半頃起床。洗濯をする。
引っ越して最初に書くはずだったのだけれど、中央線の吉祥寺から離れたけれど、駒込の吉祥寺がほんのすぐ近くにある。
谷中在住の友人から「隆明の家があるよ」と教わった。
そして、会社の同僚からは「本郷といえば金魚坂でしょ」と教わったので、今日は本郷通りを南下して菊坂をそぞろ歩き上野に向かうコースにした。

確かに吉祥寺のそばに隆明ん家があった。いい大人はピンポンダッシュしないように。
この寺は、前にも来ているんだけれど、でかい!東京の真中(の北の方)にこんな広い空があるなんて感動だ。
ちなみに、榎本武揚、川上眉山の墓がある。俺は特に興味ないけど。
吉祥寺を出て、本郷通りを南下。以下、本郷通りに面して左手の寺を順番に書くと、
浄土山十方寺、高耀山長元寺、湯濤山常光院浄心寺。覚性山浩妙寺。
湯濤山常光院浄心寺は、本郷通りに面して建った大きな脱力系笑顔の布袋様が目印。
スケッチしようとしたけれど、絵にも描けない脱力具合。微笑ましくてとてもいい。
ここはソメイヨシノを敷地にたくさん植えているから、春にはとても綺麗なところと思われる。
浄心寺を過ぎれば向ヶ丘一丁目交差点。左に曲がると根津権現になるけれど、今日は直進。
覚性山浩妙寺を過ぎると、そろそろ東大のエリア。農正門、言問い通りを渡って、正門、赤門と続く。
はしかに気をつけて赤門から東大構内へ入る。三四郎池で一休み。
池の規模からして、数は多くないけれど、鯉、ザリガニ、ミシシッピアカミミガメバンジョーを弾くオッサンの生息を確認。
龍岡門から出て、左に曲がって東大の塀に沿って歩けば無縁坂。ここを下れば不忍池
はて、菊坂はどこだろう?地図うろ覚えで出てきてしまったからなぁ。
春日通りまで戻って、うろうろしていたところ、向こうから品の良いおばあさんが歩いて着たので、道を尋ねる。
本郷通りの向こうですと教わる。どうやら南北を逆に覚えてしまっていたようだ。
最後におばさんから一言「一葉さんですか?」と声をかけられた。そうだった!菊坂といえば樋口一葉ではないか!
とゆうわけで上野からは逆方向になるけれど、菊坂を下っていく。
金魚坂で金魚を物色。金魚ってのもいいよなぁ。飼いたいなぁ。でも俺ズボラだしなぁ…。
菊坂を下りきって、今度は坂の下の道へ。ここがひっそりとした非常にいい所。

一葉旧宅の近く。成瀬巳喜男監督『晩菊』のロケで使われた階段が今も残っている。
あとはもう、だーっと上野に行って、だーっと帰って来て、千駄ヶ谷の銭湯でひとっ風呂浴びて帰宅です。