悪名 縄張(しま)荒らし、いで湯の姉妹

9頃起床。布団を干して洗濯をする。
今日は、ひさしぶりに名画座のはしご。
まず、池袋の新文芸座勝新特集『悪名 縄張(しま)荒らし』を観る。
シリーズ第一作目のリメイク、血気盛んな暴れん坊を演じるには、この時(1974年)の勝新では既に貫禄が有りすぎかな。
モートルの貞も、北王子欣也よりは田宮二郎のがかっこいい。いやでも、やっぱり面白かった。
渡海屋の女中おしげ役の樹木希林(当時は悠木千帆)、空手の源八役の財津一郎におおいに笑わされた。

続いて、ラピュタ阿佐ヶ谷で映画X温泉特集『いで湯の姉妹』を観る。
わが愛しの若山セツ子が出ているので観にいったんですけれど、所詮は島倉千代子の歌謡映画。残念ながら凡作。
若山セツ子の芸者姿が似合わない。それも、訳あって芸者になって悩んでいるなんて、ますます似合わない。
青い山脈』や『石中先生行状記』の時のような天真爛漫なセツ子様が見たいのです。