地下鉄での出来事

今日も、打ち合わせばかりで、いっこうに仕事が進まぬ。

帰りの千代田線、大手町〜新御茶ノ水のあいだでトラブル発生。破裂音とともに車両の一部の電気が消えて白煙があがった。破裂した部分の真下にいた人は、さすがに驚いて悲鳴をあげた。すわ、テロか?オウムから14年。あの時と同じ千代田線だもの。
呆然とする乗客たち。自分、煙の匂いから電気系統の故障だろうかと成り行きを見守っていたのだが、同じ車両に乗っていたボブ・ホスキンス似のチビデブ外国人のオッサンがハンカチで口を覆い、てきぱきと(ちょこまかと)車両の窓という窓を開け放ちだした。かっこよかったぜ、ボブ。
やっぱ、自分も含め日本人って平和ボケだわな。
結局、新御茶ノ水まで車両を進ませて列車の運行は継続したようだけれど、待ってるの面倒くさいので御茶ノ水から千駄木まで歩いて帰ってしまった。結局、ただの車両故障ということで、ニュースにもならなかったみたい。