世界最速のインディアン

新宿テアトルタイムズスクエアにて、アンソニー・ホプキンス主演『世界最速のインディアン』を観る。
ニュージーランドに暮らす年金生活者が、40年以上も前に買ったバイクを自分の手で改造して、アメリカ、ユタ州のボンヌヴィルで世界記録に挑戦する。
型破りで愛すべき男の生き様を追った珠玉のロードムービー
…なんて文句は、どうでもいい。
俺の目当ては、ボンネヴィル・ソルトフラッツに出てくるはずのレコード・ブレイカー達だ。
俺はスピード狂ではない。ペーパードライバーで地球に優しいサイクリストだ。
しかし、レコード・ブレイカーは人類が作った最も美しいマシーンだと信じて疑わない。
それ何?って人は、>>ここを見れ。バットカーを50倍かっこよくしたような車だ。
しかし、アンソニーときたら、いったいいつになったらボンネビルに着くのだ?
あっちこっちで、親切な人に助けられたり、バアサンといちゃついたり、まだるっこしいったらありゃしない。
お前はスピードに命を賭けてるんだろう!さっさとユタに行け!邪魔する奴は、いつものように殺して喰っちまえ!
映画終盤、食人はおろか、殺人も犯さず、アンソニーようやくボンネビルに到着。
のっけから、レッドヘッド登場!すっげえかっこいい!チャレンジャーも出てきた。
もちろん、こいつらも走るぞ。他にも鳥肌立つようなマシンがちらほら。
あの美しいブルーバード(日産じゃないよ)は時代が少し前なので出てきません。残念。
結局、アンソニーが道草喰ってたおかげで、ボンネビルのシーン短いよ。
レコード・ブレイカーでご飯3杯はいける人には、量が少なかったよ。

こんな車でホテルに乗り付けてみたいと思いませんか?