負ケラレマセン勝ツマデハ

昼食を摂っているところへ、ペリカン便で荷物が届く。Amazonで注文したロベール・ブレッソンDVD-BOX1と同じくブレッソンの「ラルジャン」。
DVD-BOX1に収録されているのは「ジャンヌ・ダルク裁判」、「湖のランスロ」、「たぶん悪魔が」の3本。
DVD-BOX2は、来月購入の予定。このBOXの不満は「抵抗」が収められていないこと。現在DVDにもなっていない様子。紀伊国屋さんなんとかしてくれ。


昼食後、仕事を始めようとすると契約しているホスティングサーバーへの接続が出来なくなっている。FTPも繋がらないし、トップページやMTにもアクセスできない。サービスセンターのフォームに催促のメッセージを書きなぐる。ただでさえ雨で滅入っているというのに。しかたがないので、伝票の整理を夕方まで行う。

そんな私ですが、雨が好きな頃もありました。


夕方から、神保町シアター豊田四郎東宝芸映画特集の中の一本「負ケラレマセン勝ツマデハ」を観にいく。
昭和33年公開。出演は、森繁久弥小林桂樹淡島千景乙羽信子伴淳三郎花菱アチャコ、左朴全。
凡作でした。左朴全が出る場面でも笑えない映画という意味では、これは実に稀有な作品かもしれない。坂口安吾の原作は読んでないけれど、安吾じゃ喜劇映画にはならないだろうなとは思う。
このすぐ後に、ほぼ同じ顔ぶれで、同じ八住利雄脚本で、「駅前旅館」を撮って、こちらは面白い映画だものな。井伏鱒二坂口安吾の違いか。

ラルジャン [DVD]

ラルジャン [DVD]