警察日記

神保町シアター久松静児特集にいく。今日は昭和30年公開の「警察日記」。
公開当時、日本国民の涙腺を枯らせた名作でございます。劇場内にもすすり泣きが漏れておりました。
小生も、熱いものが込み上げてくるのを禁じえないのでございます。
もしも、この世界に、三島雅夫を署長に頂き、十朱久雄と織田政雄が主任にあたり、森繁久彌殿山泰司三國連太郎、(シリコンを入れる前の)宍戸錠が巡査を勤める警察署が存在するのであれば、小生が罪を犯した場合は、進んでその警察署に自首するでしょう。できうるならば、殿山泰司巡査に諭されたいのであります!

ラストシーン、村を後にする汽車の中で、伊藤雄之助がほおばる、にぎりめしが眩しいほどに白かった。