映画と水を巡る冒険 North Marine Drive

11月02日(日曜日)、9時過ぎホテル前で三上さんにひろってもらう。
撮影担当のt-peleさんが風邪でダウンしたらしく連絡がとれないそうなので、この日は三上さんと二人の道行き。
出掛けに降っていた雨は江別についたときにはあがっていた。ドラマシアターどもに到着。早い昼食にカレーをいただく。ご主人の安念さんは学生時代に落合に住んでいたそうだ。唐十郎寺山修司土方巽の時代。そうだ。その頃の演劇の中心は新宿だったのだ。
食事を終えて、車は石狩川河口へ向かう。ここからは天候がもたらした素晴らしい風景の連続で、とても自分の拙い文章では表現ができない。

石狩川河口を望む。左が石狩灯台、右が北石狩衛生センター。

北石狩衛生センターに陽があたる。

望来の丘より日本海を望む。なんだ、この柔らかい水平線は。

望来の丘。ロバート・フラハティ、W.B.イェイツ、J.M.シングに思いを馳せる。

三上さんが目ざとくキャッチしたパン屋で一休み。ソファーから海を眺める。志賀直哉を思わせる風貌。

風車にいどむ。

厚田の町へ、虹がお出迎え。すでにオナカいっぱい。

フェルメール

まだ続くのか!

三上さんがキャッチした小さな入り江から。

ラクラするぜ。

「ハヤカーさんが厚田に住めばなー」と誘惑する三上さん。

東京に帰りたくない。みんなでここに住もう!


前日もそうだったけれど、これらの風景は公共の交通機関を使っては見にいくことができない。
三上さんに感謝。道中の会話は非常に楽しかった。厚田で漁師のおじさんに叱られるとゆう、大人になると滅多にない体験もできた。
この後、旧石狩川を覗いて札幌駅へ。味噌ラーメンを食べ函館行きの列車の時間までおつきあいしていただいた。
札幌初19時29分の『スーパー北斗22号』に乗って函館へ。

函館着。

新しい駅舎にはギャール型の趣が無い。予約したビジネスホテルに向かいバッタリと眠りに就く。