いつもの土曜日

昨日の午後までの仕事は、先方の報告を夜まで待つはめになった。
その時間を利用して、M田氏より依頼されたイラストを仕上げる。
悪いけど、こっちの方が短時間ながらも打ち込んで仕事ができた。
夜の12過ぎにようやく、担当の営業から電話が入る。結果は「納期延長」って、ふざけるな。
バッタリと倒れて眠りについた。
昼過ぎに起床。ポストを覗くと先日ネット古書店で注文した、種村季弘「東京迷宮考」が到着していた。
昼飯を摂るために外出。千駄木の古書と古道具の店「不思議(はてな)」で、種村季弘「書物漫遊記」購入。
御主人に「最近ブーザンゴ開いてないけど、どうしたんですか?」と訊ねたら、
「4時くらいから始めてるみたいですよ。その分を夜まで営業時間を延ばしてるみたい」とのこと。
たしかにその時間じゃ、俺の散歩の時間とずれてるから、開いてるのを見ないわけだ。
しかし、4時開店って飲み屋じゃないんだから、古書とカフェの店だろう。
しばらく、御主人と古本の話をした後、谷中銀座の一寸亭で昼食、ニラ玉そばを食す。
次に、ほうろうに寄って、種村季弘「箱抜けからくり綺譚」、塩山芳明「出版業界最底辺日記」、
それと文庫で持っているけれど、小沢昭一「私は河原乞食・考」の新書版が結構安かったので、これも購入。
以上、種村季弘Dayでした。

いかにも古書店の店主らしい風貌