読書

下町、川の記憶

昨年買った本の中で一番面白かったのは、川田順三著『母の声、川の匂い』。 深川で少年期を過ごした文化人学者による自分史。これは読まずにいられなかった。 以来、ひさしぶりに東京本のジャンルにどっぷり浸かりっぱなしなのは、この日記を読んでる方なら…

町田は遠い

昼過ぎ、宅急便の配達員に起こされる。 アマゾンより「悪魔のシスター」と「ミッドナイトクロス」到着。 小用で町田に向かい、用事を済ませた帰りに、ブックオフ町田店に寄ってみる。 ナンシー関「テレビ消灯時間」1〜6巻が文庫で揃っていたので購入。 他に…

そんなもの読んでる時間なんか無い

死ぬ前に読まねばならない本は、年々増えていくのに、歳とともに、集中力は衰え眼は悪くなり、読む速度が落ちていく。 今話題の一冊なんてもの読んでる時間が残されてるものか。俺にかまうな。 突然「あー!俺まだホメロス読んだことないんだ!」なんて、60…

いつもの土曜日

12時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 中華料理屋「妹妹」で鶏そばを食す。 本屋で、沖浦和光著『幻の漂泊民・サンカ』、 川本三郎著『私の東京町歩き』、『東京おもひで草』、 鴨井洋子著『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』、 古谷実『わにとかげぎす…

いつもの土曜日

13時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 パルコブックセンターで、内澤旬子著「世界屠畜紀行」購入。 屠畜とゆう文字に激しく反応する。

いつもの日曜日

10半時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 立ち喰いの讃岐うどん屋で、わかめうどんを食べる。 本屋で、あずまきよひこ『よつばと!』1〜6巻まとめ買い。 ユザワヤで画材を少々買い足す。 カレーってせかいいちだなー。

いつもの土曜日

10時頃起床。朝来より雨にして無為。 気持ちが、天気に左右されて、今日は鬱。 ロストロポーヴィチとリヒテル演奏による、ベートーベンのチェロ・ソナタ全集を聴く。 トーキングヘッズの『リメイン・イン・ライト』を聴く。昨夜は下北沢で、元同僚と二人っき…

宿酔い

昨日は高円寺をぶらぶらした。 高円寺文庫センターで、久世光彦『むかし卓袱台があったころ』、金子光晴『絶望の精神史』、笠原和夫『破滅の美学』購入。 ライブハウスPENGUIN HOUSEで、"Americo presents attack service part.8"を聴く。 レビューは苦手な…

いつもの土曜日

13時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 中華料理屋『妹妹』で鶏そばを食べる。 ブックオフで高峰秀子著「私の渡世日記」上下巻、 小沢昭一/宮腰太郎著「イケイケ・どんどん 小沢昭一的こころ」購入。 id:mai_aokiさんに教わった古書店「百年」に行ってみた。 内田善…

いつもの日曜日

12時頃起床。 晴れ風強し。 洗濯を終えて、無為。 つん読状態の本の中から、途中で挫折したもの、まったく読む気がしないもの(じゃ買うなよ)を選んで、 ブックオフに売りに行った。 売った後に同店で、和辻哲郎著『古寺巡礼』 野口富士男編『荷風随筆集(…

いつもの土曜日

12時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 立ち喰いの讃岐うどん屋でわかめうどんを食べる。 TSUTAYAで、黒澤、成瀬ほか何枚かのDVDを借りる。 BOOKOFFで、高峰秀子、小林多喜二、夏目房之介の文庫を購入。

いつもの土曜日

12時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 立ち喰いの讃岐うどん屋でわかめうどんを食べる。 書店で、川本三郎著『東京の空の下、今日も町歩き』 小沢昭一著『珍奇絶倫 小沢大写真館』 永田守弘編『官能小説用語表現辞典』購入。 人生は短い。されど、読むべき本は多い…

いつもの土曜日

11時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 立ち喰いの讃岐うどん屋でわかめうどんを食べる。 書店で、内田百輭『御馳走帖』と『東京焼盡』購入。 床屋で散髪。池部良のプロマイドを出して希望を伝える。 仕上げは、【琥珀色の香り】バルカン・ヘアリキッド

いつもの日曜日

12時起床。 早速ビールのようなものを飲む。 ヤフオクに出品するために、スピーカーを写真に撮る。 ヤフオクに出品する。 ビールのようなものを飲みながら、同僚と電話で話す。 ひたすら絶望的な会社のコンゴのことについて話したが 絶望的な答えしか出てこ…

いつもの土曜日

11時頃起床。 外出、吉祥寺へ。 立ち喰いの讃岐うどん屋で月見うどんを食べる。 書店で、金子光晴『西ひがし』と古谷実『わにとかげぎす』購入。

阿部謹也氏が亡くなられた

享年71歳。 著書『ハーメルンの笛吹き男 - 伝説とその世界』は 非常に刺激的な本だった。 最近、種村季弘71歳、久世光彦70歳と この辺の世代の方が、相次いで亡くなられていった。 戦前戦中戦後を語れる世代が、残り少なくなっていく。ハーメルンの笛吹き男―…

根ざしつつ立ち上がってくる

ひさしぶりに、赤坂憲雄の本を読んだ。 とりわけ異形の匂いのする たち還ってゆかねばならない 眼を凝らさなければならない あいかわらず、こんな調子の文体なわけだが、主題は面白い。子守り唄の誕生 (講談社学術文庫)作者: 赤坂憲雄出版社/メーカー: 講談…